住まいの断熱性を高めるためには、外壁や天上・床に十分な断熱材を使用します。また、窓には複層ガラスを使用することで断熱性がアップします。熱や空気の出入りを最小限に抑え、室内を快適に保つ高断熱・高気密住宅は、燃焼ガスを発生しないヒートポンプ暖房と組み合わせることで、お互いのメリットを引き出します。

エコキュートは空気の熱を利用することで、電気だけの場合と比べて約3倍のパワーでお湯を沸かすことができます。それはつまり、消費電力が約3分の1ということ。また、冷媒- には、オゾン層を破壊するフロンではなくCO2を採用しているので、環境にも優しい設計です。

Hクッキングヒーターの消費電力はヒーター数や火力によって異なります。料理に合わせて火力を調整することで省エネにつながります。

※IHの定格消費電力は最大で5,800Wですが、実際に使用される消費電力ではなく、上面の各ヒーターやグリルなどを最大使用したときの消費電力です。

冷暖房エネルギーを抑制して省エネです。

 

温度差の少ない全館暖房で、快適に暮らすことができます。

 

火を使わないので小さなお子さまやお年寄りのいるご家庭でも安心です。

 

結露によるカビやダニの発生を抑え、健康的に住まうことができます。

 

燃焼がないので、空気を汚す事もなくイヤなニオイもありません。

体感温度は人が実際に暑い、寒いと感じる温度のことで、これがとても重要です。床や壁、カラダなどの表面温度を高め、日だまりのような暖かさをつくり出すふく射熱。建物全体に熱を蓄える力のある高断熱・高気密住宅では、壁や床、天井のふく射熱を高めると室温は低めでも寒さを感じることのない快適な室温が保たれます。


寒冷地の暖房計画を考えるときには、「暖める」よりも「いかに寒さを取り除くか」がポイントとなります。
ここでは、暖房計画の基本的な考え方について説明いたします。

寒冷地では、断熱・気密性を重視した建築計画とあわせた効率的な暖房計画が重要となります。
建築と暖房の計画をトータルで考え、快適な室内環境を実現しましょう。

少ないエネルギーで暖房を行うためには、高い断熱性と気密性が前提となります。住宅の断熱性能を表す「熱損失係数(Q値)」が小さいほど、必要な暖房エネルギーは少なくてすみます。また、隙間をつくらないようにする気密施工の精度によっても暖房エネルギーを減らすことができます。断熱・気密の補強改修は、後から簡単に施すことができないため、新築設計段階での充分な計画が大切です。

同じ住宅でも断熱性能の違いで1.5倍の断熱費用が掛かることになります。
30年・50年で考えると大きな結果に…住宅性能の大切さがわかります。

※仙台市:暖房面積132m2、設計外気温度・2.8℃、室内設計温度22℃にて簡易計算

リビングなどの生活している空間だけを暖める「局所暖房」では、住宅内に暖房していない寒い場所ができてしまい、冬場の生活空間を狭めるだけではなく住む人の健康と建物にも被害を及ぼすこともあります。例えば、暖かい場所から寒い場所に移動したときに体が受けるヒートショックや、結露によるカビダニの発生は、アトピー性の気管支喘息等を誘発する心配があります。また、結露により建物が腐食し、寿命を縮めることにもなりかねません。したがって、温度差のない「全館暖房」にすることで健康的に、長期間住まうことが出来ます。

スイッチをこまめにON・OFFする間欠暖房では、室温やふく射熱を帯びた壁や天井、床、家具などの温度が下がってしまい、元の室温に回復するまでに時間がかかってしまいます。また、暖房再開時に必要な熱量を確保するために、暖房能力の大きな設備が必要となります。したがって、連続して徐々に放熱させる「24時間連続暖房」にすることで、温度変化のない室内環境となり、快適に住まうことができます。

暖房機器の配置により、暖房効果は大きく異なります。暖房機器をまとめて置く「集中配置」では、暖房ムラが大きくなりやすく、快適性が損なわれます。間取りに応じた設置位置を考えた「分散配置」を行うことで、より快適な室内環境が実現できます。配置にあたっては、熱が逃げやすい場所を補うことがポイントです。特に窓面は、冷気の進入しやすい場所であることから、注意が必要です。

1、2階に各1台ずつ集中配置すると、温度ムラが大きくなっている。

各室に1台ずつ分散配置すると、ほぼ均一な温度となっている。

暖房機器の配置計画では、冷気の侵入しやすい窓面等の寒さを止める配置が基本。窓面からのコールドドラフトや冷ふく射を防ぐ、窓下への配置が快適な暖房のポイントです。

熱交換換気システム
換気による熱ロスを軽減させる「熱交換換気システム」は、排気される暖かい空気の熱から、給気される冷たい空気に熱交換し、暖められた新鮮な空気を室内に供給します。熱交換の効率が約90%の高い性能を誇る換気システムもあり、暖房エネルギーの軽減につながります。

ガラスの多層化(ペア、トリプル) Low- Eガラスの使用
断熱性の高い窓枠の使用
トリプルガラスなどを採用した超高性能窓の場合は、断熱材を入れた壁面に近い断熱効果があり、コールドドラフトや冷ふく射が低減され、暖房機器の配置計画にも自由度が増します。

エコキュートは冷媒として自然界にもある二酸化炭素(CO2)を使い、空気の熱を利用した「ヒートポンプ技術」でお湯を沸かす給湯機です。太陽光や風力と同じ「再生可能エネルギー」である空気の熱を利用しているので、とても環境にやさしく、しかも、消費電力は従来の電気温水器の約3分の1。毎日使う給湯機をエコキュートに替えるだけで今よりもっと省エネで環境にやさしい暮らしが実現できます。

※”エコキュート”の名称は、電力会社・給湯機メーカーが、自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯機を総称する愛称として使用しているものです。

日本全体で使用されるエネルギーの約14%は「ご家庭」で消費されています。(2009年度最終エネルギー消費[2011年エネルギー白書より])その中でも「給湯」は、約3割を占めており、「給湯の省エネルギー」がこれからの環境対策の大きなポイントとなっています。
エコキュートは従来の燃焼式給湯機と比較して省エネルギー性能が特に優れた高効率給湯機として、その加速的普及を図ることにより「給湯の省エネルギー」の進展が期待されています。

エコキュートは2001年度に登場して以来、2011年8月時点で国内向け総出荷数が300万台に達しました。

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